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◆2014◆
遠慮せずわたしの夢を訪ねてね朝がよけいに寂しくなるように
人気ない最終列車で目を閉じて カムパネルラの気配感じる
標本壜の中で瞬く静謐な八面体の蛍つかまえた
恥じらいとラムプの燈火ひとしずく 慎み深さの点で類する
「おもいで」というタイトルの日記には登場しないわたしでありたい
Copyright (C) 2014 Yukino Saizuki All Rights Reserved.
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